「よもだ」の精神

院長は愛媛を出て44年になります。久しぶりに「よもだ」という言葉を目にしました。愛媛の方言です。どういう意味か?いろいろ解説されていますけど、どれもピントがずれている気がします。一番近い感じがするのが、東京のスタジオよもだの解説です。また元松山市立子規記念博物館の館長さんだった天野祐吉さんは「肩ひじ張らずにユーモアを持って生きる精神」とおっしゃています。「良い加減」の言葉も使われています。愛媛の男は「よもだ」の精神を持っているとのことです。院長に言わせれば「クスッと笑わせたいサービス精神」というところです。そういう目で夏目漱石の「坊ちゃん」を、伊丹十三作品を見てみて下さい。見え方が変わってくると思いますよ。

「笑う子規」(ちくま文庫)という本も出ています。よろしければお読みください。

院長の好きな句を挙げます。

「緑子(みどりご)の凧揚げながらこけにけり」(38ページ)

「蝶々や順礼の子のおくれがち」(50ページ)

「睾丸の大きな人の昼寝かな」(104ページ)

「蠅憎し打つ気になればよりつかず」(113ページ)

「稲妻や大福餅をくう女」(139ページ)

「桃太郎は桃金太郎は何からぞ」(156ページ)

「ツクツクボーシツクツクボーシバカリナリ」(164ページ)

よもだそばというのも見つけました。「よもだ」とは?を見て下さい。

よもだそばのポスターには「フランスのエスプリ、イギリスのユーモア、伊予のよもだ」と書かれているそうです。

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