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平安貴族はなぜ額に眉を描いたか
2001.3.8.週刊文春P86
額に描た眉
平安時代に描かれた公家や、身分の高い女性の顔を見ると、眉がずいぶん上のほうについている。
「眉毛を剃るのではなく、毛抜きで抜いてしまい、額に墨で眉を描き入れました。さぞ痛かったでしょうね」
とポーラ文化研究所の主席研究員で部長の村澤博人さん(五十三歳)。
なぜ痛い思いまでして眉を上のほうに描いたのだろう。
「それは、本物の眉は感情を表に出してしまうからです。額に描いた眉なら、感情につれて動くようなことがありません」
眉をひそめる、眉を吊り上げる、眉を曇らせる、愁眉(しゅうび)を開く、など眉の動きで感情を示す表現はたくさんある。
目や口だけでなく、眉にも感情を表に出す機能があるのだ。
「目、口、眉の周りには、表情筋と呼ばれる筋肉があって、この筋肉のわずかな動きで感情の起伏が顔に出るのです」
額には表情筋がない。だから、額に墨で描いて移してしまえば、眉から表情を読み取られることはなくなる。
では、平安時代の貴人たちはなぜ、眉に出る心の動きを隠そうとしたのだろう。
「日本人の伝統的な美意識のせいだ、と私は考えています」古くから教養のある人たちの間では感情をありのままにさらけ出すのははしたないこと、と考えられてきた。
それを抑制し、隠すことにこそ美がある。
「いわば”顔隠し”の文化が日本にはあるんです。眉の化粧もその一つではないでしょうか」
平安の貴人たちは同時に、顔に白粉(おしろい)を塗り、歯を黒く染める化粧をしていた。
このお化粧の”三点セット”で高貴の身分を示そうとしたのだが、とりわけ高いところに移された眉で、高貴な楕神を誇示しようとしたのだといえそうだ。
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