マイハギが載っている唐の時代の書物

 「植物は味覚を持つグルメ」に出てくる音を聴いて踊るマイハギという植物が唐の時代の書物に出てくるとありましたが、書物が判明しました。「酉陽雑俎(ゆうようざっそ)」(860年頃)、世の怪異記事を収録した書物だそうです。

平凡社の東洋文庫397「酉陽雑俎3」段成式、今村与志雄訳注p305

791舞草。

 雅州に産出する。独茎で三枚、葉がある。葉は、決明に似ている。一枚の葉は、茎の端にあり、他の二枚の葉は、茎の半ばにいて相対している。人が、あるいは、これに近づくとそばだち、手掌をたたいて一曲歌うと、必ずまるで舞うように葉を動かす。

舞草  案ずるに『本草綱目』二一に『本草拾遺』から一二種を抄録する。その一種に、無風独揺草がある。李時珍はその説明のなかに、『酉陽雑俎』のこの一則をひき、「これ(舞草)は、すなわち、虞美人草である。やはり、無風独揺の類である」」という。

雅州  唐代の州名。雅州盧山郡。いまの四川省雅安県。

決明 植物名。学名Cassia Tova。日本名エビスグサ。

 

 

 「マイハギ」で検索するといくつか動画を見られるページがあります。

 

 

 

 

 

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