〒861-8003 熊本市北区楠4-3-18

受付時間
月・金 9:00~13:00/15:00~19:00
火・水・土 9:00~12:30/14:00~18:00
定休日
木曜、日曜・祝祭日
096-337-0088
096-337-0088

 院長は一時期日本人の肉食について調べていた時期がありました。その中に、馬肉を食べさせる刑罰というのがが出てきました。ご存知のように熊本では馬刺しを日常的に食べます。院長も熊本に来てから好きになりました。現代の熊本県人なら「喜んで!」とでも言いかねない刑罰ですね。

 

馬肉の刑というのがあった 「歴史のなかの米と肉」原田信男、平凡社選書147、1993、P107

 こうした肉食の穢れの問題に深く関連するものとして、中世には〃馬肉の刑〃とでも呼ぶべきような刑罰が存在した。『小右記』長和五年(一0一六)三月二二日条では、「或いは云く、使官人等放免に仰せて、馬肉を以て有孝に食せしむ」と見え、検非違使の妻に乱暴を働いた有孝という男に、刑罰として、有毒と信じられていた馬の肉を食べさせているのである。これは中世人が馬の肉には毒があると信じていたためで、たとえば平安期の『将門記』には、「子春丸忽に駿馬の肉を食ひて、いまだ彼の死なむことを知らず」とあり、将門の使いである子春丸が馬の肉を食したが、まだ死んでいないことが不思議に思われていることを示している。
  さらに南北朝期の『太平記』巻二六「四条縄手合戦事」にも、「我れ聞く、飢て馬を食せる人は必ず病む事有とて、其の兵共に酒を飲せ、薬を与へて、医療を加られける」とある。これは中国の古典に、馬の肉には毒があり、酒か薬を飲まなければ死ぬ、という話が散見することを踏まえたもので、馬を食した兵に酒や薬を飲ませて治療に当たる場面となっている。ともに物語からの引用ではあるが、こうした中国の俗信は騎馬の間題と深く関連するものと思われる。いずれにしても、これが中世日本の知識人の間にも広がっていたため、『小右記』では現実に刑罰として馬肉を食させているのである。なお、この〃馬肉の刑〃に、穢れを清める任務を負った検非違使と、その下級刑吏である放免とが関わっていることも興味深いが、ここでは肉を穢れとすることに加えて、馬肉に毒があるという観念が、中世に定着している点に注目しておきたい。

お問合せ・ご相談はこちら

受付時間
月・金 9:00~13:00/15:00~19:00
火・水・土 9:00~12:30/14:00~18:00
定休日
木曜、日曜・祝祭日

ご不明点などございましたら、お電話もしくはお問合せフォームよりお気軽にご相談ください。

お電話でのお問合せはこちら

096-337-0088
対応エリア
患者さんは、熊本市内だけでなく、菊池市、菊陽町、大津町、阿蘇郡、益城町、植木町、光の森、武蔵ヶ丘、兎谷、岩倉、新地、楡木、龍田からもいらしています。

お気軽に
お問合せください

当院は予約制になっております。必ず電話または他の方法で診療時間の確認、予約の上でお出かけ下さい。

お電話でのお問合せ・ご予約

096-337-0088

<診療日・診療時間>
月・金
9:00~13:00/15:00~19:00
火・水・土
9:00~12:30/14:00~18:00
※木曜、日曜・祝祭日は除く

祭日のある週は祭日優先、木曜日も診療します。木曜日の診療時間は祭日のある曜日に合わせています。金曜日の12:00~13:00は往診に出かけている場合が多いです。

菊川歯科

住所

〒861-8003
熊本市北区楠4-3-18

診療日・診療時間

月・金
9:00~13:00/15:00~19:00
火・水・土
9:00~12:30/14:00~18:00

祭日のある週は祭日優先、木曜日も診療します。
木曜日の診療時間は祭日のある曜日に合わせています。
金曜日の12:00~13:00は往診に出かけている場合が多いです。

定休日

木曜、日曜・祝祭日

患者さんの声

患者さんからいただいたお手紙をご紹介いたします。

まゆさんからの色紙
まなみさんからの絵手紙
治療のたびに
漢詩をくださる賀数さま

来院地域

患者さんは、熊本市内だけでなく、菊池市、菊陽町、大津町、阿蘇郡、益城町、植木町、光の森、武蔵ヶ丘、兎谷、岩倉、新地、楡木、龍田からもいらしています。