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私のやりたいこと 権丈善一
  「保育・教育、介護・医療のための資源を社会から優先的に確保し、かつこれら対人サービスの平等消費が実現でき、さらに就業形態がたとえ非正規であったとしても賃金率(時間あたりの賃金)や社会保険の適用面で不利にならないという就業形態選択の自由が保障される社会を目指すように有権者を説得すること、そしてこうした社会を実現するために増税や社会保険料の引き上げをしても政治家がかわいそうな目に遭わない日本を政治家に準備することである。」 

  また次のようにも述べています。
  「ここ何年か、小さな政府というキャンペーンに疑うこともなく酔い、医療、教育の荒廃、介護の後退、保育の未整備を招いたのは首相の個性ゆえではなく、増税をしようとすれば政治家を酷い目に遭わせる日本の有権者のせいだ。
 増税できなければ、今の財政事情を考えると、歳出を削減しなければならないことは子供でもわかる。その際、彼ら政治家にとって、歳出削減につながることを発言してくれる経済学者はとても重宝する。ゆえに、彼らを重用する。ただそれだけのことだ。
 増税して<小さすぎる政府>を改善しますと公約する方が選挙に勝てる政治環境になれば、彼ら政治家は政策を切り替えるし、そのとき、歳出削減しか視野にない経済学者は為政者から切り捨てられることになろう。
 「政策は所詮力が作るのであって正しさがつくるのではない」なんて言ってはいるけど、僕は多くの国民には、同情、思いやりの心があり、みずからの利害得失だけでなく、社会全体を見わたして善悪を見分ける能力をもっていると思っている。だから、正しさを訴えつづければ、いつの日にか、その正しさは力をもち得るとも思っている。と」

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