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  週刊東洋経済では半年に一回ぐらい医療問題の特集を組んでいるようで次は2007.11/3号の目次です。
 全国で相次ぐ病床閉鎖、患者の難民化となっています。
・ 診療報酬マイナス改定で病院の43%が赤字
 川渕先生の本では国立大学病院には黒字は存在しないとなっています。(日本の医療が危ないの40ページ)また、週刊東洋経済の2006.10.28日号(65ページ)では自治体病院の9割が赤字、他の公的病院の4割が赤字、わたくし立の病院も4割が赤字。全部の病院の3分の2が赤字というデータもあります。
・ 山梨県で分娩扱う産科医は9年間で63人に2割減
 出産を扱わなくても婦人科だけで十分食べていけるということで、産婦人科医は訴訟のリスク高い、また夜中の何時であろうと起こされる、きつい分娩を扱わない方向にじわじわ行っているようです。
・自殺率首位の秋田県で総合病院が次々と精神科病床を休止
・全科目休診の東京の総合病院で出産間近の妊婦も転院迫られる
・ 研修医の外科志望は10年で3割減少。男は4割減
 小松秀樹氏の医療崩壊によると、東大病院では外科は胃・食道外科、大腸・肛門外科、肝・胆・膵外科、血管外科、乳腺・内分泌外科、胸部外科の6つの外科に分かれているそうです。2004年9月の調査で64名の研修医のうち、選択研修で外科に選択希望を出したのは3名だけで、アンケートの結果から将来外科に進む医師は64名中1名だけだろうというのが出ていました。全体として危険を伴う診療科を避ける傾向にあるようです。
・病院勤務の小児科医は月に8〜10日の当直もザラ
・過去1年間に暴力被害を受けた看護職員は3割
 別のデータでは67%というのがありました。(医療の限界P212)
・開業ブームで診療所開設は8269ヶ所に増加
2005年のデータです。このうち、歯科の開業が2千5百ぐらいですから、1年で全国で6千弱ぐらい開業しているようです。47都道府県で割ると1県あたり120件ぐらい開業していることになります。異常だと言われています。

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