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(金額はレートで変わってきます。)

  次は、こんな国にしたいですかの第2弾、アメリカです。アメリカの人口は最近3億人を超えたそうです。消費税は州によってちがうみたいですが、大体日本と同じ5%らしいです。所得税はイギリス・日本と同じ累進課税で上限も同じ大体40%ですが、上限に達する金額が2110万円と、イギリスの740万円、日本の1800万円と比べるとかなり高くなっています。消費税も日本と同じぐらいなら、これだけでもかなり小さい政府ということが類推できると思います。1%の金持ちが、富の36%を保有し、人口の12.7%は貧困ライン以下の生活で、その割合が日本や西ヨーロッパの2倍以上となっていますが、日本もここ数年の2極化で段々アメリカのレベルに近づいてきているようです。貧困層の割合は白人8.6%、ヒスパニック系21.9%、黒人24.7%となっているようです。ここでいう貧困層とは4人家族で年収153万円以下(夫婦と18歳以下の子供2人)の場合を言っています。とにかく医療保険が高いので、大体月に10万以上、ちゃんとした保険なら年間120万円ぐらいするらしいです。国民の6人に1人が無保険。年収153万円の人に120万円の保険に入れと言われても無理でしょう。国民の6人に1人が低所得者用の公的医療制度メディケイド、同じぐらいの割合で安めの不十分な医療保険に入っている人がいるそうです。メディケイドまでいれたら国民の半分がちゃんとした保険に入れていないことになります。
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  マイケル・ムーア監督のSiCKOという映画が昨年上映されました。病気なとか頭がおかしいという意味だそうです。アメリカの医療制度は
・ 先進国で唯一、国民健康保険制度がない
・公的な医療制度として、メディケアとメディケイドとがあり、メディケアは65歳以上の老人、身体障害者向けであり、メディケイドは低所得者向けだそうです。65歳以上のメディケアは社会保障税を10年以上支払うと65歳で受給資格が得られ、受給者は毎年8千円を払うと、医療費の20%を自己負担するだけでよくなり、60日までの入院は一律6万4千円を支払えばいいようになっています。
・ 高齢者のメディケアでは薬剤は全額自己負担だそうです。それぐらいは自分で出せということでしょうか。
・ メディケイドではタクシー代まで支給されるそうです。病人だからということでしょう。
  片目で8万円ぐらいする視力回復の目のレーザー手術まで給付範囲に入っているそうです。レーシックとかPKOとかいうやつでしょうか。
・ その一方で無保険で治療を受けられずに死んでいく人が年間1.8万人
・ なまじ働くとメディケイド受給資格を失うので、持病を持っている人はそこそこ元気なのに働かない。
・自己破産理由の第1位は「医療費の支払い」で自己破産の原因の半分ぐらいだそうです。

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